この背中に、あなたの温度を感じて
はじまりは、何もなかった。
でも、わけもなく自信だけはあった。
僕はきっと、
「何者か」ではあるはずだと。
他の人ができていることなら、人並みに。
いや、人並み以上にできるだろうと。
すぐに、幻想は砕かれた。
そして僕は、
一番下から歩き始める覚悟を決めた。
それから、9カ月。
僕にとっては、たったの9カ月。
でも、もう9カ月。
「まだ9カ月だから」
そう言って、自分をなぐさめる夜もある。
一方で、
「そんなの3カ月でできるよ」
という人たちが、僕の横を駆け抜けていく。
その背中は、今日も眩しい。
眩しいということは、
僕はまだ、そこに立っていないということだ。
現実を見よう。
自分を知ろう。
「あせらずやればいい」なんて、
きれいな言葉で包むだけじゃなくて。
悔しさもひっくるめて、
今日の一歩の原動力にしよう。
きっと、
そんな僕の歩みも、
誰かにとっては眩しいのかもしれない。
背中を見て、
励みにしてくれている人がいるのかもしれない。
だから。
蜃気楼を追うな。
今日のぼる一段を、見失うな。
ここまで歩いてこられたのは、
自分ひとりの力じゃなかった。
それを今日この瞬間、
ちゃんと理解できていればいい。
あなたの後押し。
僕の背中に、今日も乗っています。
ありがとう。
今夜も、良い夢を。
🦉梟流(おうる)


